2019年を振り返る

今年も終わります。

あの後、私は新卒で入った会社を辞め、新しい会社に、新しい職種として働き始めました。

ずっとブログを書いていなかったのは、当時まだ自分自信どこへ進めばいいのか定まっておらず、何を書いて良いのか分からなかったからです。

適応障害と診断されるまでの話を最後まで書こうとも思いましたが、書きながら当時のことが鮮明に思い出されて、怖くて、心の中で自分を虐めて疲れちゃうので、書くのを止めました。

転機は2019年ゴールデンウィーク頃。旦那さんの支えもあって、4月末頃に自分の意思が固まり始めて、それからは社会復帰で慌ただしい日々を過ごしておりました。

約半年間引きこもってきた人間にとっては、本当に大きな試練でした。

でも、それも乗り越え、幸運にもいい上司にも恵まれて、今は穏やかな年末を過ごしております。

26歳の約半年間 ―—いや、24歳〜26歳の約2年間、「アホ」「殺すぞ」という言葉や陰口が常態化していた初代上司、(取引先含め)自分よりも格下だと思った相手に対しては攻撃的なクセに都合のいい時「うつ病」を発症してドロンする2代目上司と、ロクな社会人に接してこず、心身をすり減らしてきて ―—私は、20代の大切な時間を無駄にしました。

でも、今はその事実についても前向きに捉えられます。"ああいった、所謂「大企業」に勤めてみた結果、心は折れ、私個人には何も残らなかった。私は大企業向きではなかったんだな"……と。単なるトライアルアンドエラーだったんだと。

だから、私は前よりももう少し上手くやれる自信があります。

休職中の私は、本当に何もせず家に引きこもっていました。可哀想だと気遣いされるのが嫌で実家にも帰りませんでした。ただボーッと、YouTube2ちゃんねるを見たり本読んだりゲームしたりして、旦那以外の人と会うのを避けました。

でもその結果、前向きな心境に辿り着くことができました。勿論、いつもあたたかく受け止めてくれた旦那さんのお陰ですが、自己を見つめ、この先の事を深く考えていた当時の私のお陰でもあります。

だから、大晦日の今日、旦那さんと休職していた当時の私に対して「ありがとう」と言って、2019年を見送ります。

そして、来年の私も将来の私に「ありがとう」と言われるような日々を過ごしていけますように……心に誓って、2020年を迎えます。