小野田紀美議員のコロナ報道に関するマスコミ批判から考えさせられたこと。
こんにちは?こんばんは?
そして一応、おはようございます!
今回は、今週Twitterトレンド入りした小野田紀美議員の国会での発言について、考えさせられたことがあるので、それについて書いていこうと思います。
~目次~
1.小野田紀美議員のTwitterトレンド入り
今週の、何日だったかなぁ……#小野田紀美がTwitterのトレンド入りしていて、「誰だろう」と思って見てみたら、国会で、マスコミのコロナ関連の報道姿勢を批判した議員さんなんですね。
恥ずかしながら、N国党の立花さんやれいわ新選組の山本さん等、Twitterとかyoutubeで騒がれている政治家や政治動向以外、政治には大変疎くて、今の今まで小野田さんの事を存じ上げませんでしたけれど、
ああ、日本のマトモ(そう)な国会議員の中にも、勇気を持ってズバリ言ってくれる方がいるのだな、と嬉しく思いました。
まあ、賛否両論で、良くない噂もあるようですが。
2.マスゴミvs賢き一般ピーポー
現在のマスメディアには、”市民に正確な情報をいち早く伝える”という大義名分の下で、実は事実を歪めて報道し、国内外の人々の誤解を煽っているという側面(正確な情報を伝えるよりも、バズる情報を出したがる側面)がありますね。これはもう周知の事実かと思います。
そんな、不安を煽って注目を浴びたがるマスコミのゴミ側面を「まあね、マスゴミだしw」とか「まぁたマスゴミかよw」とネタにしつつ、
その一方で、「マスゴミの誇張表現に踊らされないようにしよう」「情報リテラシーってやっぱ重要だよね」「情報の取捨選択をして、自分の身は自分で守ろう」と生きてきたのが、現在のネット社会を生きる、一部の賢き一般ピーポーだと思います。
しかしここに来て、コロナウィルスという脅威に面し、一般ピーポーは、マスゴミの影響力の大きさと自己防衛努力の限界を改めて見せつけらた気がします。
その象徴的な出来事が、トイレットペーパーの品切れ騒動だと思います。
3.「自分の身は自分で守る」の限界
この騒動を、時系列を追ってみていくと、こんな感じでしょう。
- 書入れ時とみた悪徳商売人か、又は、かまってちゃんなエセ情報通が「トイレットペーパー無くなるよ」というデマを流し、
- そのデマに最初に反応した一部人間(悪徳人か否かを問わず)がトイレットペーパーを爆買い&SNS等で発信し、
- さらにマスメディアが「こんなにトイレットペーパーが無くなっております!」と全国的に報道。
- それを見た、テレビしか見ない様な情弱層の人々が不安に陥り、余計にトイレットペーパーを買いに急ぐ。
- 人々のトイペ買いが、更なるトイペ買いを呼び、全国的なトイペ混乱が始まる。
……ここまで来ると、どんなに個人が情報リテラシーを持っていようが、このトイペ混乱に巻き込まれざるを得なくなってきます。
だって、トイペ無くなるとウンチした時困るし、だからと言って便意を止める事なんでできないし。トイペのない生活なんて、キツイでしょ。だから、情報リテラシーを持った一般ピーポーも、結局トイペを買いに急いでしまうのです。
4.やっぱりマスコミの影響力って、大きい
つまり、こういうことです。ここまでの話で私が言いたかったのは、
- 世の中にはまだまだ情弱が多く、
- だから、多数派情弱へのリーチが大きいマスコミが煽り情報を流すと、一気に多くの情弱が恐怖に陥り、恐怖に駆られた行動をし始め、
- 恐怖に駆られた情弱が増えると、数に押されて、情報リテラシーを持った人も、結局状況に身を委ねるしか方法がなくなる。
という事です。
確かに、マスコミが報道する以前からトイペの品薄は始まっていたし、そもそもデマを流した悪徳人間が一番悪いです。
でも、マスコミの不必要に不安を煽るような報道によって、テレビしか見ないような多数情弱層を、トイぺ買いに走らせた事も、これまた事実でしょう。
今回の騒動で、こうしたマスコミの危険な側面が改めて露わになったなぁ……と、思いました。
5.弱い「個人」が出来る事
イオンがトイペを大量入荷していたり、政府やメルカリがやっと転売ヤー締め出しを始めたり…… 流通業者さんや、(今更感ハンパないけど)政府・フリマ関連の業者さん等の努力のお陰で、この不毛なトイペ混乱も終息へ向かっているようですね。
でも、こうした努力も、
- 悪徳デマ人間&転売ヤー
- マスコミ
の動向一つで、一気に泡と化します。
こんな不安定な状況を見据えて、私たち個人が出来る事と言えば、
- 平常時に生活必需品をある程度備蓄しておく。
- 正しい情報をキャッチしていく。
くらいですかね。
「個の時代」と言われているけれど、やっぱり個人でできることは限られてくる。
「ミニマリスト」がもてはやされている時代だけど、万が一は必ず訪れる。
生き方の流行り廃りに翻弄されず、如何にして身を守っていくかべきか……
小野田議員の発言から割と飛んでるけど、そういった事を考えさせられました。